◆経営陣全員が個人情報保護の目的を理解すること◆
ここまで何度も、
「個人情報保護」の目的と、
「個人情報保護法の基本理念」が
大事であるとお伝えしてきました。
もうわかった、と思われるかと思いますが、
それらを経営者がまずしっかり理解し、
そして経営陣全員が、同じレベルで理解している
状態にするところから対応が始まります。
これを読んでいただいている皆様は、
もうしっかり頭に入ったと思いますが、
経営陣すべてにぜひ伝達し、
しっかり理解してもらってください。
この
「改正個人情報保護法対応レッスン」を
読んでもらうことがよいかも知れません。
企業によっては、勉強会を開くのもよいと
思います。
顔をあわせて、しっかり向き合うことで
いろんな好要素が生まれます。
細かい内容に踏み込む前に、これだけに
フォーカスして話し合うことにとても
意義があるのです。
実際、私も勉強会にオブザーブ参加させて
いただいたり、ファシリテーションしたり、
主催したり、いろんな形で関わらせていただ
いたりしますが、どれも皆、
ほんの1時間でも皆さん大きく意識が変わられます。
本格的な対応を始めるのは、そこから、
ということを確信しています。
そのあとの効率も、成果もまったく違うことを
体感しています。
◆社員や従業者全員が個人情報保護の目的を理解する◆
そして、企業の人数規模にもよりますが、
これらを全社員、全従業者にも伝達、共有する
ことが大事です。
細かい法律条文や社内規程を勉強させる前に
これらをしっかり浸透させておくと、
二度手間になってしまいますが、結果、本当に
成果のある、意義のある社員教育となります。
社員教育は、まずプレ教育として、
・個人情報って何?
・そもそも個人情報保護って何のため?
これらを浸透させてください。
そうすれば、多くの人に
もっと「具体的に知りたい」という欲が
でてきます。
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