2017年7月28日金曜日

「改正個人情報保護法対応レッスン」 (5) 漏洩時の対応

◆個人情報の漏洩が発覚した際の対応◆

これから、個人情報保護に関してしっかり対応していこう
というところですが、そんな途中にも、情報漏洩をしてしまう
可能性は否めません。

その原因は、ミスや故意、あるいは外部からの攻撃など、
さまざまですが、どれでも自社でも可能性はある
想定しておいた方がよいですね。

個人情報保護の目的は、
お客様の信頼に応える、顧客の信頼を維持するため
であることを何度も書いてきました。

漏洩時にも、まずはここに立ち返ることが大事です。

対応が遅れたり、発表が遅れたり、
それが「何とかごまかそう」としてなら論外ですが、
「慎重を期して」という場合もあると思います。
そんな場合も、顧客は何を期待しているか
ということを基本に、対応内容やその優先順位を
考えると、おのずと見えてくるものです。

これまで、実際、漏洩してしまったことより、
そのあとの対応についてバッシングを受けた企業も
少なくありません。

漏洩してしまった時の対応は、
どんな対応をすべきかという知識と、
落ち着いてしっかり対応できるよう、
シミュレーションや訓練をしておくことが好ましいです。

対応すべき内容については、
個人情報保護委員会から、
「漏洩等が発覚した場合の対応」が、6項目で示されています。

『漏洩等が発覚した場合の対応』
として、以前にこのブログに書いていますので、
ご参照ください。
https://kojinjohohogoho.blogspot.jp/2017/06/blog-post_22.html

これらとともに、
全社員に、漏洩の疑いがあるときにすぐに報告してもらう体制
皆で対応するという姿勢など、
全社一丸となって真摯に対応することがとても大事なことですね。




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