◆個人情報の漏洩が発覚した際の対応◆
これから、個人情報保護に関してしっかり対応していこうというところですが、そんな途中にも、情報漏洩をしてしまう
可能性は否めません。
その原因は、ミスや故意、あるいは外部からの攻撃など、
さまざまですが、どれでも自社でも可能性はあると
想定しておいた方がよいですね。
個人情報保護の目的は、
お客様の信頼に応える、顧客の信頼を維持するため、
であることを何度も書いてきました。
漏洩時にも、まずはここに立ち返ることが大事です。
対応が遅れたり、発表が遅れたり、
それが「何とかごまかそう」としてなら論外ですが、
「慎重を期して」という場合もあると思います。
そんな場合も、顧客は何を期待しているか、
ということを基本に、対応内容やその優先順位を
考えると、おのずと見えてくるものです。
これまで、実際、漏洩してしまったことより、
そのあとの対応についてバッシングを受けた企業も
少なくありません。
漏洩してしまった時の対応は、
どんな対応をすべきかという知識と、
落ち着いてしっかり対応できるよう、
シミュレーションや訓練をしておくことが好ましいです。
対応すべき内容については、
個人情報保護委員会から、
「漏洩等が発覚した場合の対応」が、6項目で示されています。
『漏洩等が発覚した場合の対応』
として、以前にこのブログに書いていますので、
ご参照ください。
https://kojinjohohogoho.blogspot.jp/2017/06/blog-post_22.html
これらとともに、
全社員に、漏洩の疑いがあるときにすぐに報告してもらう体制や
皆で対応するという姿勢など、
全社一丸となって真摯に対応することがとても大事なことですね。
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